インターネット・お気持ち表明に秘められた戦略
SNSにおいて「お気持ち表明」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
知っている人にも、知らない人にも説明をしておくと「なんらかのイベントに対し、自分が気に入らなかったこと・その理由を多くの人が見ることができるところで発信すること」という行為だ。
詳しくはこの記事から。
この行為によって何が起きるかというと
・お気持ち表明が拡散される
・様々な人に触れられる
・内容が検討はずれの場合は炎上して袋叩きにされる
・内容に正当性がある場合は当行為を炎上させたい愉快犯やこれを気に入らない人間によって炎上させられる
・本人も周りも嫌な気持ちになる
はっきり言ってこんなことをするなんて無駄でしかない。どう転んでもシンプルにネットリンクに合うのが見えている。
この行動にはリスクしかなく一切メリットがないのに何故するのか。それを自分なりに解析してみる。
①お気持ち表明をすること自体が目的
あくまでも嫌なこと・気に入らないことはタテマエで、この行為によって注目・関心を得ることが目的である説を提唱したい。
つまり、かまってちゃん本能や見られたい本能といった承認欲求を満たすためのツールとして消費させられている説がある。
見られることが重要なので、炎上した時点で勝ちである。
②身内に愚痴りたかった
いわゆるバカッター行為的な使い方だ。自分のフォロワーという狭い界隈に対して日記感覚で嫌なことを愚痴る行為としてのお気持ち表明だ。
こちらは承認欲求ではなく、仲間内への愚痴感覚でやっているものだろう。鍵垢やdiscordの身内サーバーでやるべきだ。
③炎上させてコンテンツの中心部(運営等)に影響を与えたい
クレームに近い行為としての目的だ。自分が気に入らないが、アンケートやお問い合わせに1人で書くだけでは訴えかける力は足りてない。ならばSNSでバズらせて界隈に働きかけよう…!という意図だ。
捨て身の特攻だ。
じゃあ結局お気持ち表明にいるはあるの?
やったらダメなの?